現代に生きるネクロマンサーの青年が、その死者蘇生の能力を己の異常な欲望を満たすためにいかにして使っているか、という話。
今回のターゲットはスポーツジムのインストラクターを務める女性。
文字数は約13，500文字。
「お、お前……、一体、何者なんだよ！？」
「死霊術師ですよ。ネクロマンサーってやつですね」
僕はあっさりと答えた。
「もっとも、腐りかけた死体とか、骨とかを操るのはあんまり好きじゃないんで。だって、痛みを感じてくれない下僕はつまらないじゃないですか」
「な、何なんだよ、お前……。狂ってるよ……」
震え声でそう呟く清楓に、僕は笑顔を向ける。
「そうですか？ ほとんどノーリスクで、誰でも自分の意のままに自分のものにできるような力があったら、大抵の人はこのくらいのことはすると思いますよ」
そう言うと、僕は目を細めた。
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「今から『これ』を、あなたの中に挿れてあげます」
「え？ あはは、そういうプレイかい？ あたしは構わないけど、それじゃああんたが気持ちよくはならないんじゃないか？」
清楓は目を瞬かせながら、首を傾げてそう言った。
嫌なのではなく、あくまでも確認しているだけという感じだ。
「そうでもないですよ。さっきも言った通り、僕は、あなたみたいな凛々しくて快活な感じの女性だった肉人形を、無様に壊して貶めるのが大好きな嗜好なんですから」
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上記のように、本作の主人公は異常にサディスティックな嗜好の持ち主で、プレイ傾向はその方面に偏っています。
作中に暴行、流血、殺害などの表現があります。
ご注意ください。
